愛のバカやろう(後藤真希) 2001年
後藤真希のソロデビュー曲
2000年にはシャッフルユニットが作られ
ここまでくると意図的にやってるんじゃないかと思えてくる
誰も読まないJ-POP批評 より
後藤のソロデビュー曲
at 2001 03/28 19:54 編集
愛のバカやろう をじっくり聞いてみた
最初に聞いたときになかなかの曲だと思ったのだが
妙にアレンジが過剰で余分な音が多く感じた
70年代にはギター1本でコンサートをする人もあったし
全体にアレンジはシンプルだったような気がする
アレンジャーはアレンジのしすぎで曲を壊すことのないように心がけていた
だが時代とともにサウンドは厚化粧になり
生楽器から電気楽器へそして打ち込みへと変わってきた
料理と同じで一度濃い味付けに慣れてしまうと
なかなか薄味には戻りにくい
いまでは いくら力のある歌手でもギター1本で
コンサートをするのは難しいかもしれない
それは歌い手の違いではなくて、聞き手の違いだと思うのである
聞き手がどんどん厚化粧のサウンドに慣れていけば
最終的には音楽文化そのものが行き詰まってしまうのではないだろうか