午後2時に始まる高石北斎の野望

ハロヲタのための24のガヴォット第2番イ長調 視神経午前2時  

ニッポンの民主主義

少し前の週刊現代大橋巨泉氏が
”外国に住んでいると日本の民主主義が年々退化していくのがわかる”と書いていた。
ならば 外国に住んでいる外国人はもっと強く感じているのだろう。
日本の民主主義は民衆が自らの手で勝ち取ったものではなく
敗戦という形で与えられたものではあるけれど、
それだからこそ革命よりも大きな犠牲をはらっているともいえる。
真の民主主義などというものは世界中のどこにも存在しないのかもしれないが
少なくともニッポンのそれはかなり形骸化していることは確かである。
法の下に平等なのではなく カネの下に平等
カネを多く持っているものには多くの権利が与えられ
カネを持たないものには人権すら認められないのがこの国の実態のようだ。